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高円寺デポはどんなコワーキングスペース?株式会社トロアの松澤圭子さんを取材!

高円寺近辺に住んでいる人で「毎日使えるコワーキングスペースがないかな?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は、JR高円寺駅より徒歩2分にある会員制のコワーキングスペース「高円寺デポ」をご紹介します。

オーナーの松澤圭子さんは、セブン-イレブンのデザートやサラダなどを開発と販売戦略に携わるなど、素晴らしい経歴をお持ちのコンサルタント。

現在はご自身が代表を務める株式会社トロアで、行政などへのコンサルティングも手がける凄腕経営者です。

そんな松澤さんが、高円寺デポに込めた思いを語ってくださいました。

話し手:松澤圭子(株式会社トロア代表取締役/高円寺デポオーナー)

株式会社セブン-イレブン・ジャパン マーチャンダイザー。 株式会社ワールド 非テキスタイル ゼネラルマネージャー。 SEJプロパー初の女性MDとして、デザート、サラダ、チルド調理パン立ち上げる。商品開発・20以上専用工場稼働に参加。 ワールドでは、ITS’DEMOや新規ブランド開発し、食品事業をはじめとした非テキスタイル分野の構築を行う。
トロア設立後は、商品開発、新規ブランド店オープン、商社、メーカー、行政へのコンサルティングを中心に活動中。
得意分野:新規事業開発、商品開発、マーチャンダイジング、CVSテーマ社員研修

>>株式会社トロアと松澤さんについて詳しく見る

高円寺デポの基本情報

高円寺デポの外観
項目内容
住所〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-3-11
藤の森ビル1F
営業時間8:00〜22:00
料金フルタイム会員:12,000円/月
(詳細はこちら)

JR高円寺駅から徒歩2分の立地。

フルタイム会員でも月額1万円ちょっとで利用できますし、モーニング会員・ホリデー会員など、より安いプランも用意されています

「集中して仕事したい午前中だけ使う」「仕事終わりの副業に使う」など、自身に合った使い方ができます。

コワーキングスペース高円寺デポのフロアを紹介

コワーキングスペース高円寺デポの内装。カフェのようにおしゃれな空間で作業できる。

10坪のコンパクトなスペースに10名以上が作業できるスペースがあります。

内装は「カジュアルモダン」を意識したおしゃれな雰囲気。

コロナ対策もきっちりとされています。

高円寺デポのフロア図

高円寺デポのオーナー松澤圭子さんにインタビュー!

コワーキングスペース高円寺デポの外観

Q. 松澤様がコワーキングスペースを運営しようと思った経緯を教えてください!

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

(株式会社トロアの)開業以来、高円寺の本社のほかに新宿や千駄ヶ谷でもショールームを持っていたんですね。でも業務的に、市場調査や取引先での商談が多く、せっかく持っているのに効率よく使えていなくてスペースが余っていたんです。他の人と使えないかなどと事務所の立地や使い方を見直そうと考えていました。

そんな時、本社のある1階がちょうど空くことになりました。ノマドワーカーも増えているので、都心でなく、家のそばに仕事場があれば便利な時代になると思い、私の自宅と本社のある高円寺で「高円寺デポ」をスタートしました。

ーー(編集部)元々持っているショールームの使い方を模索していた中で、本社のある建物の1階でコワーキングスペースを始めてみたんですね!

Q. 高円寺デポを作るにあたってこだわった部分や「他のコワーキングスペースとは違うぞ!」と言えることは何ですか?

高円寺デポの内装。「高円寺デポに行くと頑張っている人がいて、刺激になると思うです」と松澤さんは語る。

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

沢山あります!まずは立地ですね。

JR高円寺駅徒歩2分の立地で商店街の中、ビルの1階にあります。『駅と家の途中、職場と家のあいだに。自分なりのピークを目指す拠点』を提供したいなと。比較的低料金で、思い立ったら通いやすい立地です。

ーー(編集部)駅から徒歩2分は嬉しいですね!自分の生活に溶け込ませやすい立地だと思います。

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

また、居心地の良さにもこだわっています。

インテリアはゆったりした「カジュアルモダン」なテイストで、カフェのように仕上げました。そして、スマートキーを開業から取り入れ、管理人不在で自由に出入りできるようにしています。コワーキングスペースを半年間勉強し、仕事仲間に相談して決めました。

ーー(編集部)「おしゃれなカフェ」みたいな感じですよね!スマートキーも、利用者からすると通いやすさに繋がっていると思います。

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

あとこれは運営側の話になってしまうんですが、私はコンサルタントなので、補助金も獲得して、運営はできるだけ人件費を抑えて、利用者の協力もいただいています。掃除は、私が毎日やっているんですよ(笑)。

ーー(編集部)松澤さんが自ら掃除してるんですか!(笑)補助金活用や人件費を抑えることで、利用者に還元できるものが増えますもんね。

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

あとは、会員同士の繋がり方が特徴だと思っています。「ゆるくつながる大人な雰囲気」とでも言いましょうか…。

例えば、「清潔習慣」と呼んでいるルールがあって、次に利用する人のために消毒やゴミ捨てを自分でするようにしてもらっています。「大人のたしなみ」というか。会員同士が互いに気遣うことで、きれいな空間を保てています。

今後はセミナーやイベントも増やして、会員同士の繋がりをもっと作れる場にしていきたいとも思っています。これまではコロナ禍でほぼできなかったので…。

ーー(編集部)「大人の気遣い」で成り立っている感じが、特徴的で素敵だなと思いました!今後の高円寺デポが楽しみです!

Q. 高円寺デポは会員数も着々と増えているかと思います。経営状況はどのような感じなのでしょうか?

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

実は成功とは言えなくて、残念ながら経営的には目標には全然達していません。もともとせまいので回転率を上げないとなかなか…。

ーー(編集部)コワーキングスペースの運営は難しいんですね!コロナウイルスの影響もありましたか?

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

そうですね、運営スタートとコロナ流行が被ってしまって…。コロナ対応で当初の予定から変更を余儀なくされた部分も多々あります。ドロップインをやめて、完全会員制にしました。席数も増やさず、オンライン会議室の設置やコロナ関連での空調増強なども行いましたね。採択性の補助金に選ばれても、こういった対応のため予算外のコストがかかってしまいました…。それでも、会員の居心地を重視して、声を聞くようにしています。

ーー(編集部)コロナの中でも利用者が安心して利用できるよう、お金をかけてしっかりと対応しているんですね!

Q. 今後の高円寺デポをどのような場所にしていきたいですか?

株式会社トロア 代表取締役

松澤さん

個人事業や小規模事業で仕事をしていると、なんとなく孤独になることっも多い気がしています。そんな時に、「高円寺デポ」に行くと、頑張っている人がいて、そういう空気感が良い刺激になると思います。10坪と狭いことがデメリットでもありますが、一体感を生むちょうど良い器かもしれません。

会員に居心地良く使ってもらうことが第一の目標です。利益がでたら、このフォーマットで、近くにもう1軒コワーキングスペースをつくりたいです。

ーー(編集部)居心地良く使えて、良い刺激ももらえるコワーキングスペース。素敵ですね!そんな場所が増えていくことで、楽しく働ける人が増えていくように思います!

編集後記

今回は、コワーキングスペース「高円寺デポ」のオーナーであり、株式会社トロアの代表でもある松澤さんにお話を聞きました。

輝かしい経歴をお持ちで、経営者の先輩でもある松澤さんへの取材は非常に緊張したのですが、一つ一つの質問に優しく丁寧に答えてくださって、落ち着いてインタビューできました。

高円寺デポの魅力がすごく伝わってくるお話でしたが、私が個人的に印象的だったのは「経営面」のお話です。

まず、コワーキングスペースに補助金が出るということ。コワーキングスペースを運営したい人にとっては非常に参考になると思います。

また経営的に採算を取るのが難しいお話も正直なところをお教えいただき、非常に興味深く感じました。

経営が苦しい中でも会員の声を聞き、お金を使うべきところにはきちんと使っている。そうやってお客さん第一で運営していくことで、長期的に愛されて利益もでるコワーキングスペースになっていくのではないかなと思っています。

高円寺デポは立地も良く、内装もおしゃれで、web会議もできる1人用の部屋もあるなど、非常に魅力的なコワーキングスペースだと感じました。近所の方は一度覗いてみてはいかがでしょうか?

これからの高円寺デポがどうなっていくのかが楽しみになるような、楽しいインタビューとなりました。