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【2023年版】プログラミングのサブスクおすすめ5社徹底比較!

月々定額制でプログラミングを学ぶことができる「プログラミングサブスク」

お得な料金でいろいろな言語を学ぶことができ、各社からさまざまなサービスが展開されています。

CODEGYM MonthlyやSAMURAI ENGINEER Plus+をはじめ、Freeks、Tech Partnners College、PyQといった、現在人気を集めているおすすめのプログラミングサブスクリプションをピックアップ。

これらプログラミングサブスク5社を比較して検討できるように、特徴をまとめてみました。

学ぶことができる言語やプロによるサポートなど、サービスごとに使い勝手が大きく異なるので、利用を始めてから「失敗した」と思わないように、当記事を参考にしてください。

5行でわかる! まとめ

  1. 学ぶ言語が決まっていない人は「CODEGYM Monthly」
  2. コスパ重視の人は「SAMURAI ENGINEER Plus+」
  3. 就職まで考えている人は「Freeks」
  4. 実践的なことまでしっかりと学びたい人は「Tech Partners College」
  5. Pythonを集中的して学びたい人は「PyQ」

1.プログラミングサブスクとは?

プログラミングサブスクとは?

プログラミングサブスクは、月々定額でプログラミングを学ぶことができるサービスです。

スクールに通うと高額な費用が必要になりますが、サブスクならお得な料金で効率的にプログラミングを身に着けていくことができます。

IT人材の需要がどんどん高まっている中、学ぶだけでなく就職のサポートもしてくれるので、プログラミングに興味がある人はぜひ利用してください。

1-1.プログラミングサブスクのデメリット

プログラミングサブスクのデメリット
  1. 期間が決まっていないからダラダラしやすい
  2. 学べるのは初級・中級の内容

プログラミングサブスクは、やる気が溢れている人は指導と自己学習で効率良く進めていけますが、期間が決まっていないので、自己学習をあまりしなくなって長引いてしまう可能性があります。


長く利用すると、サブスクのお得感がなくなってしまうので、自分でペースを決めて勉強ができる人におすすめです。

1-2.プログラミングサブスクのメリット

プログラミングサブスクのメリット
  1. 料金が安く気軽に申し込める
  2. 自分で環境を構築しなくても簡単に始められる
  3. 一人ひとりに合ったカリキュラムで学べる

プログラミングサブスクなら、大きな費用がいらず、開発環境はサブスク側が用意してくれるので、めんどうなことなく始めることができます。

転職を考えている忙しい社会人でも自分のペースで進められるだけでなく「どう学習すれば良いのか」から学べるので、やる気だけあれば、時間がある人にもない人にもおすすめです。

2.プログラミングサブスクの選び方3つ

プログラミングサブスクの選び方3つ
  1. どんな言語を学べるのか
  2. 学習のサポートはあるか
  3. 転職・就職に繋げられるか

プログラミングサブスクでは、上記の点をおさえておけば失敗せずに選べます。
1つずつ解説するので、どう選べば良いか分からない人はチェックしてください。

2-1.どんな言語を学べるのか

プログラミングサブスクでは、さまざまなプログラミング言語を学ぶことができます。
サービスごとに言語は違うので、利用前に確認してください。

当記事で紹介するサブスクは、どこもたくさんの言語を扱っていますが、学びたい言語がなければ意味がないので注意です。
当記事で紹介するサブスクで学べる言語は以下。

CODEGYM MonthlyHTML5/CSS3/JavaScript/TypeScript/PHP/swift/Python/Django/CakePHP
Laravel/COBOL/VBA/シェル/C言語/C#/C++/VB6/VB.net/Ruby/Ruby on Rails
Java/Java8/JavaEE7/JSP/Servlet/RedHat/シェル/AWK/Oracle/TypeScript
MySQL/Symfoware/Next.js/Nuxt.js/Flutter/Firebase/GraphQL/Blockchain
Typescript/Dart/Go/Perl/Selenium/AngularJs/ReactNative/React/Vue.js/Node.js、他
SAMURAI ENGINEER Plus+HTML/CSS/JavaScript/jQuery/Ruby/Ruby on Rails/PHP/Laravel/Git/SQL/Python
FreeksJava/PHP/JS/HTML/CSS/Python
Tech Partners CollegePHP/Laravel
PyQPython

2-2.学習のサポートはあるか

プログラミングサブスクは、それぞれ学習のサポート体制が違います。

サポートがしっかりしていれば、分からなくて悩んでも挫折せずに乗り越えていけます。

チャットによる質問やオンライン学習会などサブスクごとに行っているサポートは違うので、利用前に確認してください。

学習のサポートは、モチベーションにも繋がるので、充実しているサブスクを選びましょう。

2-3.転職・就職に繋げられるか

多くのプログラミングサブスクでは、転職や就職の支援を行っています。
ただでさえ就職が難しい時代ですが、学んだことをすぐに活かせる機会があれば嬉しいですよね。

ただ、就職支援がなかったり、追加料金がかかるサブスクもあるので、要チェックです。

せっかく学んだことなので、納得のいく場で活かせるよう利用後のことも考えて選んでください。

3.プログラミングサブスクのおすすめを5社比較

プログラミングサブスクのおすすめを5社比較

ここでは、月額料金、開発言語、レッスン量、学習サポート、就職支援の5つでプログラミングサブスクを比較しました。

項目CODEGYM MonthlySAMURAI ENGINEER Plus+FreeksTech Partners CollegePyQ
月額料金ライトプラン:24,970円
スタンダードプラン:38,280円
スタンダードWプラン:65,780円
3,278円10,780円学生:50,000円
社会人:60,000円
個人ライトプラン:3,040円
個人スタンダードプラン:8,130円
開発言語50以上HTML/CSS/JavaScript/jQuery/Ruby/Ruby on Rails/PHP/Laravel/Git/SQL/PythonJava/PHP/JS/HTML/CSS/PythonPHP/LaravelPython
レッスン量ライトプラン:25分×2回+技術相談
スタンダードプラン:25分×4回+技術相談
スタンダードWプラン:50分×4回+技術相談
60分×1回制限なし(独学、通学)制限なし(独学)制限なし(独学)
学習サポートチャット/交流会チャットチャット / 勉強会チャット/交流会質問
就職支援追加料金ありなしありありなし
比較表から分かること
  1. 安く利用できるのは「SAMURAI ENGINEER Plus+」「PyQ」
  2. 「CODEGYM Monthly」はほぼ全ての言語に対応
  3. 「SAMURAI ENGINEER Plus+」だけ就職支援がない

4.プログラミングサブスクのおすすめ5選

4-1.学ぶ言語が決まっていない人は「CODEGYM Monthly(コードジムマンスリー)」

CODEGYM

学びたい言語がまだ決まっていない人は、対応している言語が幅広いCODEGYM Monthlyがおすすめです。
プランも3つあり、自分のペースでプログラミング言語を学ぶことができます。

月額料金ライトプラン:24,970円
スタンダードプラン:38,280円
スタンダードWプラン:65,780円
開発言語50以上(ほぼ全て)
レッスン量ライトプラン:25分×2回+技術相談
スタンダードプラン:25分×4回+技術相談
スタンダードWプラン:50分×4回+技術相談
学習サポートチャット/交流会
就職支援追加料金あり
メリット
  1. 学べる開発言語が多い
  2. プロへの相談や交流会があるから学習意欲を維持しやすい
  3. 一人ひとりに合ったカリキュラムを組んでくれる
デメリット
  1. 料金が高い
  2. 就職支援はオプションになっている

CODEGYM Monthlyはプログラミングサブスクとしては料金が高く、就職支援を受けたいと思ったら追加料金がかかってしまいます。

ですが、学べる言語の多さやサポートは充実していて、学びやすい環境が作られるので、効率良く進めることが可能。
サブスクは定額制なので、効率良く学習することで結果的に合計でかかる金額が安くなるため、料金が高いこともあまり気にならずに利用することができます。

どの言語を学ぶのか決まっていない人、効率良くプログラミングを勉強したい人はぜひ利用してください。

4-2.コスパ重視の人は「SAMURAI ENGINEER Plus+(侍エンジニアプラス)」

SAMURAI ENGINEER Plus+(侍エンジニアプラス)

できるだけ安く、効率良くプログラミング言語を学びたい人は、SAMURAI ENGINEER Plus+がおすすめです。

月額料金3,278円
開発言語HTML/CSS/JavaScript/jQuery/Ruby
Ruby on Rails/PHP/Laravel/Git/SQL/Python
レッスン量60分×1回
学習サポートチャット
就職支援なし
メリット
  1. 料金がかなり安い
  2. 毎月マンツーマンでレッスンしてもらえる
  3. 講師への質問、QAサイトの閲覧し放題
デメリット
  1. 勉強会や交流会がない
  2. 就職支援はなし

SAMURAI ENGINEER Plus+は交流会がなく、仲間と高めあったり進捗を話し合ったりすることが難しくなっています。
友人と一緒に始めたなど、身近に仲間がいる人は問題ありませんが、孤独でもしっかりと学習できる人でないとモチベーションを保てない可能性があるので注意してください。

ただ、料金が安いだけでなく、マンツーマンレッスンや質問し放題と指導の面は充実しています。
続けられるか自信がない場合でも、金銭的なリスクが小さいので気軽にチャレンジすることができます。

高いお金をかけずにプログラミングを始めたい人は、SAMURAI ENGINEER Plus+がおすすめです

4-3.就職まで考えている人は「Freeks(フリークス)」

Freeks(フリークス)

転職・就職を見据えて利用したい人は、就職支援が充実しているFreeksがおすすめです。

月額料金10,780円
開発言語Java/PHP/JS/HTML/CSS/Python
レッスン量制限なし(独学、通学)
学習サポートチャット / 勉強会
就職支援あり
メリット
  1. 教室があり常駐の講師もいる
  2. 分かりやすい解説動画が用意されている
  3. 就職支援が充実
デメリット
  1. 教室は東京に1つだけ
  2. 個別授業はない

Freeksは当記事で紹介するプログラミングサブスクで唯一、通学で利用できるサービスです。

教室は東京の永田町駅から徒歩10秒という位置にあり、東京に住んでいる人なら通いやすくなっています。

システム開発やHP制作を手掛ける「Y&IGroup株式会社」が運営しているから、就職支援も充実していて、専任キャリアアドバイザーから求人紹介をしてもらったり転職・就職の相談をすることも可能です。

プログラミングを学んで、そのまま就職に繋げたい人はぜひ利用してください。

4-4.実践的なことまでしっかりと学びたい人は「Tech Partners College(テックパートナーズカレッジ)」

Tech Partners College(テックパートナーズカレッジ)

基礎から実践的なことまで学びたい人は、6ヶ月間で480時間を想定してじっくりと学べるTech Partners Collegeがおすすめです。

月額料金学生:50,000円
社会人:60,000円
開発言語PHP,Laravel/Git,GitHub/HTML5/CSS3/JavaScript/MySQL
レッスン量制限なし(独学)
学習サポートチャット/交流会
就職支援あり

メリット

メリット
  1. 主要な開発言語を集中して学べる
  2. 卒業生も対象のサロンで相談ができる
  3. 無料期間や割引がある
デメリット
  1. 料金が高い
  2. 卒業までの想定時間が長い

Tech Partners Collegeは、プログラミングサブスクとしては料金が高く、卒業までの想定が480時間とかなりの時間が必要になりますが、その分、オリジナルWEBアプリ開発などより実践的なことまで深く学ぶことができます。

受講生と卒業生が対象のサロンが開催されていて、孤独を感じることなく学びを進められるのも〇。

仲間と一緒に先輩に相談したりアドバイスをもらうことで、悩んでいても挫折しないで続けることができます。

他社にはない無料期間やサポーター割(1日1回ハッシュタグをつけて進捗ツイート 「個人ブログを開設し、毎月15日と月末に学んだことをまとめたブログを書き、「#テックパートナーカレッジ」をつけて期日までにツイートする)、女性割があり、毎月大きく割引された料金で利用できるのも魅力です。

4-5.Pythonを集中的して学びたい人は「PyQ(パイキュー)」

PyQ(パイキュー)

Pythonを学びたい人は、Pythonだけを対象にしているPyQがおすすめです。

月額料金個人ライトプラン:3,040円
個人スタンダードプラン:8,130円
開発言語Python
レッスン量無制限(独学)
学習サポート過去の質問の閲覧、プロへの質問
(スタンダードプランのみ)
就職支援なし
メリット
  1. 料金が安い
  2. 1,000以上の実戦的な課題が用意されている
  3. Pythonで基礎からデータ分析や機械学習などの専門技術まで学べる
デメリット
  1. ライトプランは安いけど完全な独学に近くなってしまう
  2. 交流会や就職支援はない

PyQはPythonだけを集中して学ぶことができるプログラミングサブスクで、基本的に独学ですが、スタンダードプランなら過去の質問をみたりプロへの相談ができます。

交流会などは行っていないので、一人で頑張っていく必要がありますが、1,000以上の課題があるので、乗り越えた時の達成感を味わってモチベーションを保つことができます。

一人で黙々と勉強するのが得意な人に合っているサブスクです。

Pythonについては他のどのサブスクよりも力を入れていると言えるので、Pythonを学びたい人はぜひ利用してください。

まとめ|プログラミングサブスクで効率よくスキルを身に着けよう

プログラミングサブスクで効率よくスキルを身に着けよう
当記事のまとめ
  1. サブスクなら手ごろな料金でプログラミングを学べる
  2. 就職支援があって利用後に繋げられる
  3. 安く利用したい人は「SAMURAI ENGINEER Plus+」「PyQ」

プログラミングサブスクは、初期費用や高額を用意する必要がなく、気軽にチャレンジすることが可能です。

サービスによって、仲間や先輩達と交流したり教室で勉強することができ、孤独になりやすいプログラミング学習をモチベーションを保って進めていくことができます。
自分で解決できないことはプロに相談できるから、難しい独学でも挫折せずに効率良く学べるのも〇。

料金が安いサブスクもあるので、プログラミングに興味がある人はぜひ利用してみてください。

5行でわかる! まとめ

  1. 学ぶ言語が決まっていない人は「CODEGYM Monthly」
  2. コスパ重視の人は「SAMURAI ENGINEER Plus+」
  3. 就職まで考えている人は「Freeks」
  4. 実践的なことまでしっかりと学びたい人は「Tech Partners College」
  5. Pythonを集中的して学びたい人は「PyQ」