自分の時間で、自分の意思で、自分のために働けるフリーランス。
開業前に準備しておいた方が良いものがいくつかあります。
開業に必要な、保険の切り替えや、年金の切り替え、そして個人事業の開業届の提出、青色申告承認申請書の提出などのほか、環境作りも大切です。
職種によって、準備しておくものは異なってきますが基本はどの仕事でも同じです。
通信環境
業務に使用するパソコン周りを揃えたら、仕事用のサイト、メールアドレスを用意しましょう。
ネットセキュリティ
通信環境にはセキュリティ対策も含まれます。マルウェア対策などもしっかりしておきましょう。
住友電工情報システムMcoreであれば、パッチ管理やソフトウェア資産管理もできるほか、ソフトウェア配信までもMcore1つで賄えます。
ExpressVPNのサイトを見てみると、V P Nでも送受信が暗号化され、第三者からのネットワーク介入を阻止できるそうですので、ウィルス対策ソフトとペアで使用すると強固なセキュリティ環境が構築できます。
フリーメールでも十分に賄えるのですが、仕事用メールアドレスを使用した方が信用度も高まります。
さらには、業務内容などがわかりやすく紹介されている職務履歴書のかわりとなってくれるサイトも、顧客を数多くゲットするのに必要です。
電話
携帯電話一つでも運営は可能ですが、これであると24時間スマホが気になって仕方ありません。
自分の時間と、業務時間を区別するのであれば固定電話の設置をお勧めします。
固定電話があることで、信頼度も増しますし休養の際にはメールでのやりとりも可能です。
チャットツール
L I N Eなどでのやり取りは、取引が始まってからの方が望ましいと言えます。
SkypeやSlackなどのコミュニケーションツールが連絡の主役になってくるはずです。
スマホのチャットツールであると、相手の生活パターンが見えないため、誤って気を悪くしてしまう時間帯に連絡してしまう可能性がありますが、これらのコミュニケーションツールであれば、オンとオフに設定が自由にできますので、お互い気持ちよく進行させることができます。
作業環境
環境が整っていないと作業効率が下がってしまう恐れもあります。
開業時には、済ませておかなければいけないことが山ほどあり、いやになってしまうこともありますが、最初が肝心です。
会計ソフト
毎日の帳簿はフリーランスにとって、時間に負担がかかってしまう作業です。
口座やクレジットカードと連携できる会計ソフトであると、経費管理も簡単にできますし、税申告も簡単に済ますことができます。
会計ソフトの使用に自信がないのであれば、知人·友人に税理士を紹介してもらうと良いでしょう。
作業場の確保
自宅でもカフェでも場所を問わず作業ができるのがフリーランスの強みです。前述したようにネット環境におけるセキュリティを整えてあるのであれば、問題なしに作業をすることができます。
人的に商談などを行う場合には、シェアオフィスなどの登録を最初に済ませておきます。
常勤しなくても良いコアスペースなどが最近人気ですが、サービス内容や、利便性などをまず念頭においてから検索しましょう。
事業所名義
前述した、全てのものを事業所名義にするのは可能です。その他にも、名刺、印鑑なども。
そして忘れてはいけないのが、事業用のSソーシャルメディアのアカウント。外注にマーケティングを依頼するのがベストなのですが、起業当初はなるべく練習と思って自身でまずは挑戦してみるのも良い方法です。
独立開業時に利用できる補助金や助成金には変換不要なものもあります。その他創業融資なども活用して、ベストな環境でフレッシュスタートを切ってみるのはいかがでしょうか?