フリーランスの攻略本

AIおすすめ本ランキングベスト5【2022年・機械学習】

AIでできることは何?

人工知能のことがなんとなくしかわからない

大学・大学院での専攻は理系でも情報系に遠い分野や、社会人になってからITの関係する仕事に就いたという人も多いですよね。

本屋にたくさん並んでいるけど、

結局どの本が

AI(人工知能)の技術的な内容(プログラミングやエンジニアなど)を

学ぶのに最適なのか知りたい

そんな思いから、現役大学生のわたしが実際に読んで良かった「おすすめのAI本ベスト5」を紹介します。

エンジニア編ということで、実際にWebやSEなどのエンジニアをされている方やエンジニアに興味がある学生の方向けにまとめました。

注意:この記事をおすすめしない人

・プログラミングを全くやったことがなくてこれからもプログラミングをする予定がない人

・情報系や数学・物理の修士博士課程を卒業した人でプログラミング力も十分な人

プログラミングやエンジニア寄りの少しむずかしいかもしれない話よりも、AI(人工知能)自体についてまず知りたいという人は、以下の記事から読むことをおすすめします。

ai本ランキング1位 機械学習エンジニアになりたい人のための本 AIを天職にする

機械学習エンジニアになりたい人のための本

おすすめ読者:人工知能・AI分野のエンジニアに興味がある人(初心者)

この本の評価
わかりやすさ
(5.0)
万人向けの面白さ
(5.0)
手を動かす
(1.0)

情報量が多くて、コスパのいい親切な本。

人工知能・AI分野でエンジニアとして仕事を見つけるための「仕事編」と実際にどんな業務があるのか知れる「実務編」の2つの構成になっています。

今エンジニアじゃない人も、すでにエンジニアで人工知能分野で働きたい人も、万人のニーズに応えた満足度の高い本でした。

わたしも何度も読み返したくて本棚に置いています。

2位 エンジニアなら知っておきたいAIのキホン 機械学習・統計学・アルゴリズムをやさしく解説

エンジニアなら知っておきたいAIのキホン 機械学習・統計学・アルゴリズムをやさしく解説 [ 梅田弘之

おすすめ読者:パッと全体像を知りたい、ベースの技術も知りたい人

この本の評価
わかりやすさ
(5.0)
万人向けの面白さ
(4.0)
手を動かす
(1.0)

他の本ではあまり書かれていない、AIチップやAIプラットフォームなど、人工知能に関連するハードウェアについても紹介されていたのが驚きでした。

学習データの量・用意する方法・クレンジングについても書かれているので、ベースの技術の前処理から網羅的に知れる1冊です。

ハードウェアも写真が掲載されていたり、本自体はカラーではないのに1つ1つの図や写真が洗練されていてわかりやすいし、[麻里ちゃんのAI奮闘記]という気軽に読めるコラムが初心者にも安心◎

3位 Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践

Python機械学習プログラミング第2版 達人データサイエンティストによる理論と実践 (impress top gear) [ セバスチャン・ラシュカ ]

おすすめ読者:プログラミング言語・Pythonの基礎を知っていて手を動かして人工知能・AIでできることを知りたい人

この本の評価
わかりやすさ
(4.0)
万人向けの面白さ
(2.0)
手を動かす
(5.0)

エンジニアは手を動かして何か作ろう!

仕事ではそんなに開発しないけど、作ってみたい!

文字を読んでいるだけじゃ理解できないこともありますよね。

著者はアメリカ人で最先端のAI研究やプロジェクト開発経験を持つ2人で、日本版も中身のレベルはそのまま、わかりやすく翻訳されています。

知っておきたい、有名な機械学習のアルゴリズムとPythonのライブラリをしっかり押さえた上で、実際にAIを使って何かを開発するところまで手を動かせる1冊です。

感情分析とWebアプリケーションで、機械学習の適用について具体的にイメージできたのが良かったです◎

4位 見て試してわかる機械学習アルゴリズムの仕組み

見て試してわかる機械学習アルゴリズムの仕組み 機械学習図鑑 [ 秋庭 伸也 ]

おすすめ読者:数式を少なく、図で理解したい人

この本の評価
わかりやすさ
(5.0)
万人向けの面白さ
(3.0)
手を動かす
(4.0)

プログラミングの基礎のアルゴリズムを見て学べる『アルゴリズム図鑑』や『コンピューター&テクノロジー解体新書』は今までもありましたが、本書はなんといっても「試せる」ことが画期的です。

フルカラーでPythonのコードが紹介されています。

Jupyter NotebookというWebブラウザでPythonプログラムを表示できる環境を使うので、環境設定で手間取ることもなく安心です。

購入者特典の専門用語PDFファイルがあるから、機械学習の初歩から実際に動かすところまで「知識x実践」を学べる良い本でした。

5位 いまこそ知りたいAIビジネス

いまこそ知りたいAIビジネス

おすすめ読者:ビジネスの知見も持ったAIエンジニアになりたい人、AI時代に備えたい人

この本の評価
わかりやすさ
(5.0)
万人向けの面白さ
(4.0)
手を動かす
(1.0)

AIビジネスデザインの第一人者・石角友愛(いしずみともえ)さんの著書で、彼女の経歴を見れば説得力がありました。

シリコンバレーで長くビジネスをしてきて、今も現地を知っているからこそAI導入から世界の動き、そしてAI人材と日本まで鋭い視点で説明してくれている本です。

エンジニアなのになぜビジネス?

そう思った人もいるかもしれません。

しかし、人工知能の分野では数式をしっかり使って仕事をするか、もしくはすでにある技術などを駆使してビジネスを理解した上で仕事ができるエンジニアのどちらかに大きく分かれます。

数学がとても得意なら、前者のエンジニアもいいかもしれませんが、人工知能分野では大学や研究所が最先端の研究をしている例が多いです。

そのため、企業に属する場合は、ビジネスをわかった上で人工知能の開発などの仕事ができることであなたの価値が上がります。

まとめ | 人工知能は仕事をうばうのではなく、AIができることを知ってあなたはどんな仕事をするのか

電気・電話、インターネットのようにAIは生活のインフラになる

この記事でも紹介したおすすめAI書籍・『いまこそ知りたいAIビジネス/石角友愛』で書かれていた内容です。

人工知能と言っても色んな分野があるので、更に今後は人工知能・AI分野のエンジニアも細分化が進むかもしれません。

そして、エンジニア以外の仕事でもAIを開発したり、導入することが増えるでしょう。

その時に、人工知能のこと、そして更そのプログラミングを少しでも知っていたら人工知能に仕事をうばわれる側ではなく、AIを使える側になれる可能性が上がります。

今回紹介した本や、他の記事も読んで来たるAI時代を過度に恐れず、楽しみながら迎える準備ができるといいですね。