フリーランスの攻略本

アドレスホッパーとは?実態と知るべき注意点3つ【旅好きが語る】

「コロナで自由に動けない…旅するように自由な暮らしがしたい!」
「アドレスホッパーやってみたいけど、自分に合うかどうか不安だな」

コロナウイルスの影響で旅行に行ったり友人と食事に行ったりすることも、県をまたいでの移動すらも制限されて、身動きの取れない日々。

毎日同じ場所で同じことをする生活に飽きてきて、

「旅をしながら働きたい」

「毎日違う場所で刺激のある生活をしたい」

いつもと違う生活を夢見た経験が一度はあるのではないでしょうか。

そこで、自由で刺激的な生活を送りたいあなたにアドレスホッパーをご紹介します。

アドレスホッパーとは、定住する家を持たずに自由に住む場所を移動する生活スタイルのことです。

アドレスホッパーの斬新で現実離れした生活が話題になり、関心が高まっています。

ただ、興味はあるものの「定住する家を持たない」ことのハードルが高いのも事実。

「思い切って家を手放したけど自分には合わなかった」

「想像以上に不便で疲れる」なんてことも。

家を手放してから、自分に合わないことに気づいて後悔するのは嫌ですよね。

そこで、未知のアドレスホッパーの実態を知るため、世間の声を調査。

気軽にアドレスホッパー生活を始め、自分に合う生活を見つけられる方法をご紹介します。


この記事は「アドレスホッパーという生活を、始めてみるかどうか決断できるように」と想いを込めて書きました。

是非、最後まで読んで自分に合う生活を見つける一歩を踏み出し、自分の人生の可能性を広げていきましょう。

3行で分かるこの記事の結論!
  • アドレスホッパーは可能性が広がる一方で、不便になるリスクもある
  • 1週間のお試し期間からアドレスホッパー生活を始めてみる
  • 色んな場所や期間で試して自分に合うライフスタイルを確立する

気になる内容をタップ

アドレスホッパーとは?|3つの観点から整理

アドレスホッパーとは|自由に移動して定住する家を持たない生活

アドレスホッパーとは、定住する家を持たず、自由に住む場所を移動しながら生活するライフスタイルのこと。

「アドレス=住所」「ホッパー=転々と移動する」という2つの言葉を組み合わせて作られた造語です。

日本では「定住する家」つまり住民票を置いて住んでいる家に毎日帰るという生活をしています。

一方、アドレスホッパー決まった家に毎日帰るのではなく、自由に住む場所を変えながら生活します。

「自由に住む場所を変える」と聞くと、毎日が旅のようで楽しそうですよね。

2019年には「マツコ会議」などのテレビ番組で取り上げられ始めました。

その頃から、自由なライフスタイルに憧れを持つ世代の間で徐々に広がりを見せています。

アドレスホッパーしてる人ってどんな人?|20代〜30代のフリーランスが多い

現在日本では、17万人以上のアドレスホッパーがいるといわれています。

その大半は20代〜30代の世代

中には、10代でアドレスホッパーになる人や40歳を過ぎてから始める人も。

職業はライターなどのPCがあれば仕事が完結するフリーランスが多くの割合を占める。

加えて、会社でサラリーマンとして働きながらアドレスホッパーをする人もいます。

もちろん、男性だけではなく女性でアドレスホッパーをしている人も。

つまり、アドレスホッパーは、「毎日決まった家に帰るのが当たり前」という固定観念をくつがえす新しいライフスタイルの一つであるといえます。

「ノマドワーカー/デュアラー」との違い|基準は定住する家の有無

よく、アドレスホッパーと一緒に取り上げられるのが

ノマドワーカー」と「デュアラー」の2つ。

下の表で違いをまとめましたので、違いを比較してみてください。

定住する家があるか?仕事場所・時間
アドレスホッパーない制限なし
ノマドワーカー自由
デュアラーある都心と田舎の2拠点
「アドレスホッパー」と「ノマドワーカー」と「デュアラー」の違い

世間のリアルな声からわかったアドレスホッパーのいいイメージ・わるいイメージ

アドレスホッパーは新しいライフスタイル!

とは言われても、世間はまだアドレスホッパーへの理解が浅いのが現状です。

そこで、世間の「いいイメージ」と「わるいイメージ」両者のリアルなイメージを調べてみました。

その結果、事前の準備や日常のハプニングを面倒に感じる人は向いていない傾向があることが明らかに。

世間の声を「いいイメージ」「わるいイメージ」の大きく2つにわけてご紹介します。

いいイメージ

なんかとてつもなくここ最近、ここを出てアドレスホッパーのような暮らししたいなと思います。

X(旧Twitter)より抜粋

今まで、自分の直感とか感覚を優先的に色々決断してきたけど、ここにきてアドレスホッパーになりたくてうずうずしてきている自分がいる。。。

X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパー、ずっとはできないけど、tryはしてみたい

※X(旧Twitter)より抜粋

ずーーっとアドレスホッパーしてるんだけど、新しいところに行くドキドキワクワクと定住しないという割り切り具合と清掃しないでいいという楽さを考えると離れがたい

X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパー生活が快適すぎてあかん…

※X(旧Twitter)より抜粋

旅をするように自由に場所を移動しながら生活するアドレスホッパー。

やはり、場所に囚われない自由な生活に憧れてやってみたいと思う人は一定数存在。

コロナの影響でリモートワークも増えて、同じ場所での生活を窮屈に感じる人も増えたのではないでしょうか。

感染症対策は必須ですがアドレスホッパーであれば、新しい発見や人との出会いも広がります。

やったことがない人の声はあくまでイメージですが、経験者の声からも快適な生活であることが伺えます。

また、アドレスホッパーを実際にやってみて、自分に合ったライフスタイルを見つけた人もいるようです。

安定した生活よりも、毎日新しいことをしてワクワクしたい人は、アドレスホッパー生活を試してみるとよいですね。

わるいイメージ

アドレスホッパーという家をもたないで自由に旅をしながら生活している人の記事見たけど、独身の人しか無理な内容。

※X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパー初めて聞いたけど、楽しそうなような、不便なような…
仕事にもよるよな〜

X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパーって本当にみんな住民税とか所得税とか払ったり申告してんのかな?
サラリーマンだったら通勤費もあるだろうけど、一切貰ってないのかな?それとも不正受給してんの?

※X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパーに憧れて一時期Airbnb生活をしてみたものの、なにもかも不便!まず郵便物。実家が遠くてなかなか帰れないから、親に年金や国保の支払いを代理でやってもらったり(お金を事前に親の口座に振り込んでます)Amazonやメルカリなどの通販もすべて親に受け取ってもらわなきゃいけない。

※X(旧Twitter)より抜粋

アドレスホッパーがトレンドに上がってるけど実際にやってみると日本の法律とか制度とか考慮するとめちゃくちゃ不便だけどね。
ぶっちゃけグレーゾーンでやってるとこ結構あるし。
例えば銀行とか日本に住所なかったら本当は閉めなきゃいけないみたいだし。
実家すらない人には本当に色々手続きが大変

X(旧Twitter)より抜粋

住むところがコロコロ変わるアドレスホッパー。

実態がわからず、自分に合うかどうか不安、移動や環境の変化が多くて不便そうという声も。

経験者の中には、住民票や郵便物など住所が関係することに対して不便さを感じる人が見られました。

世間のイメージと同様に、経験者の中でも定住する家を持たないことに不便さを感じる人もいます。

適切に対処すれば解決できますが、「わざわざ面倒なことをするのはいや!」という人にはおすすめできません

「旅するように自由に生活する」という誰もが憧れそうなライフスタイルのアドレスホッパー。

日常のちょっとした手間やハプニングも楽しめるかどうか、が鍵となるようです。

「自分に合ってるかわからないけどやってみたい」と思う人はぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

アドレスホッパーのリアルな1ヶ月|人との出会いが醍醐味

最も気になるのは、実際アドレスホッパーはどのような生活を送っているのか。

そこで、とあるアドレスホッパー生活のモデルケースをご紹介。

26歳男性、社会人2年目。

定額全国住み放題という拠点のサブスクである「ADDress」(滞在してみたい場所を探す|おすすめの滞在場所5選!で紹介)を利用中。

今回のモデルケースの中で出てくる拠点も全てADDressのサービスで利用可能な拠点です。

約1ヶ月の間で5つの拠点を移動。

どの拠点でも多くの人との出会い、たくさんのおもしろい発見があり、新しく始めたことも

ここで紹介するのはあくまで一例ですが、是非アドレスホッパー生活を始める参考にしてみてください。

1週目|鎌倉に滞在

まず、1週目の滞在拠点に選んだのは鎌倉B邸。
空き家だった古民家を拠点にしていて、自然に囲まれた素敵な拠点。
この拠点は固定住民の方が住み込んでいるため、ADDressの仕組みについて丁寧に教えていただきました。
週末は一緒にEW(エクストリームワーケーション)の撮影をしに、ずっと笑いながら楽しみました。

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

管理人が常駐している拠点であれば、自然と人との繋がりができます。

管理人はアドレスホッパーのような生活をしている人と関わっていることが多いので会話も弾みますね。

2週目|快適で1週目に引き続き鎌倉に滞在

1週目の生活が快適だったため、2週目も同じ鎌倉B邸に滞在することに。
人気の拠点で多くの人を受け入れており、バックグラウンドが様々なたくさんの人にお会いした。
N高教員、サッカークラブ運営、フリーランスエンジニア、看護、人事、イラストレータ、UI/UX、登山家、建築家.etc
ずっと同じ生活で東京にいては中々会えない面白い人たちでした。
楽しすぎて、出発日は悲しくなりました。。。

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

ADDressであれば、連続で14日間滞在可能。

しばらく滞在してみて、快適だからもう少し滞在したいなら、延長するのも自由。

利用者の中にはアドレスホッパーのように生活する人も多く、価値観が似ている人との出会いも。

住む場所を変えることで、本来出会わなかったであろう人とも出会えます。

新しい人と出会い、知らない世界の話を聞くのは新鮮で、視野を広げることも可能です。

3週目|茅ヶ崎に滞在

続いて3週目は茅ヶ崎。
家守(拠点の管理人で会員のハブとなる存在)が大学院生で同年代の方でした。
ボードゲームが大好きということで、ほぼ毎晩ボドゲをやりました。
ADDressには部活制度があるのですが、ここでボドゲ部を創部しちゃいました笑
ここで印象に残ったことはカップルが滞在してきていたことです。
ADDressではパートナー制があり、無料で1人追加できます。
僕もいつかこの生活に理解あるパートナーを見つけて一緒にアドレスホッパー ライフを楽しみたいです!

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

選ぶ拠点によって特徴が異なるため、毎回新鮮な気持ちで生活できます。

同じような価値観を持ち共感し合える人と出会えるため、新しく挑戦するハードルも低い。

色んな価値観に触れることで「こんなことやってみたい」という想いもどんどん湧きそうですね。

4週目|鶴巻温泉に滞在

続いて4週目は鶴巻温泉C邸。
ADDressで最もハイスペックな家です。広くて綺麗で換気機能が最強ハウスです。
家守さんが中心となってかなりアットホームな環境。
ほぼ毎晩みんなで食材を持ち寄って作り、食事をします!
僕はここで出会った1人の健康なご高齢な女性に感化され、ファスティングを始めることにしました。
16時間空腹を作り続けるダイエットです。今も継続しています。
他にも農業やワイナリーの話を聞いて、第1次産業の偉大さと興味が湧きました。

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

拠点によっては、シェアハウスのような生活も送ることができます。

初対面の人とでも、同じ食卓を囲むことでより仲も深まる。

他の滞在者に影響されて、新しく趣味や習慣を始めるきっかけも多いです。

4.5週目|熱海銀座に滞在

続いては熱海銀座にあるMARUYAというゲストハウスです。
2泊で短かったのですが、大満足です。
午前中は勉強、午後は観光&作業、夜は乾杯。
ゲストハウスで仲良くなった人たちと日の出も見に行きました。(あいにくの曇り、、)
地元の人と旅人が交流する雰囲気が最高でした!!
日本一周キックボードボーイにも会い、心から応援してます!

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

2日間だけの滞在で次の拠点に移動するのも可能。

拠点の滞在者だけでなく、地域の人と交流できるのも場所を変えるからこそできることですね。

5週目|蒲原に滞在

少し郊外となるためか、僕の滞在中に会員さんは2名しか来ませんでした。
(自分が忙しかったのと、出発日の入れ替わりのためにあまり話せず、、、)
忙しい毎日だったのですが、なぜかやる気が出ていました。
外に散歩に行くと富士山が見えたり、海が見えたりと大好きな自然に囲まれていたからだと思います。
週末は、家守とサイクリングに行き、市内を案内してもらいました。
地元に人しか知らないところへ連れて行ってもらったりと、新鮮なことが多く、平日の疲れが吹っ飛びました。
また、行きたいところへの送迎もしてくださり、心の温かさを感じてジーーンときました。
この「人の温かさ」が僕は大好きで、ペイフォワード的に自分も還元できる立場になっていきたいです。

アドレスホッパー になって1ヶ月より抜粋

自然に囲まれることで、忙しくてもリフレッシュすることができます。

地元の人だけが知っている場所へ連れて行ってもらえるなど、人の温かさも感じられるのは魅力ですね。

実際のアドレスホッパーの1ヶ月はいかがでしたでしょうか。

普段と違う場所で、様々な人と出会って新たな視野を広げられるのはアドレスホッパーの醍醐味です。

視野を広げることで、自分自身の新たな可能性にも気づくことができます。

しかし、アドレスホッパー生活には魅力もあれば、注意すべき点も。

アドレスホッパーを始める前に知っておいてほしい注意点を3つにまとめたので、確認しておきましょう。

アドレスホッパーを始める前に知っておきたい3つの注意点

アドレスホッパーのイメージや実態を調査する中で、わかった3つの注意点。

始めてみてから後悔してほしくない、という想いから3つの注意点をまとめました。

住所、郵便物、洗濯物など…日常生活で不便なことが増える

アドレスホッパーは移動が多いため、場所を移動する度に住所を変更することはほぼない。

そのため、住所が関わる税金や契約書関係、郵便物などは事前の対処が必要です。

住民票は、実家やシェアオフィスに置く人が多く、住民税もしっかりと納めています。

クレジットカードなどは、定住地がないと審査に落ちる可能性があるので事前に用意する必要があります。

郵便物は無料の郵便私書箱を利用したり、コンビニ受け取りなどを利用するのがおすすめです。

加えて、持ち運ぶ衣類も限られており、高頻度での洗濯が必要なため、いつ洗濯するか気を使わないといけません。

洗濯物に関しては、洗濯代行サービスを行う「しろふわ便」を活用すると便利です。

定住する家があれば気にする必要のなかったことを考えなくてはいけないこともあるので注意しましょう。

心身ともに不安定になる可能性がある

定住する家を持たないというのは、人によっては想像以上の心理的負担になります。

人との関わりや移動が増えるため、気を張っている時間が増加、心から休めないことも。

定期的にリフレッシュできる方法がないと、無意識のうちにストレスが溜まり、心身ともに疲弊してしまいます。

そこで、趣味の時間をとったり、個室のある拠点に移動したりしてリラックスする時間を確保するのがおすすめ。

移動が負担になっている場合は、長期滞在可能な拠点に滞在したり、実家に戻ったりする機会をつくりましょう。

アドレスホッパー生活では、定期的に心身の安定を確保することが大切です。

何度も住む場所を決めたり、移動したりするのが大変

自由に移動できるのが醍醐味のアドレスホッパーですが、それがデメリットになることも。

住む拠点を変える場合には、次の拠点を探さないといけません。

重い荷物を持って移動する必要もあります。

当たり前のことのようですが、何度も繰り返すとなるとうんざりしてくることも。

その対処法として、移動頻度や荷物を減らすことが挙げられます。

また、ADDressのような拠点のサブスクを利用すれば、候補の中から選択可能で決めやすく便利。

その他、根性論でありますが移動の回数を重ねて慣れるのも一つの方法です。

アドレスホッパーになると、移動は必ずつきものなのである程度の苦労は心しておきましょう。

アドレスホッパーは魅力がある一方で、注意も必要。

注意点を事前に知って対処すれば、苦労以上のアドレスホッパーの魅力を体感できます。

アドレスホッパーの実態と注意点を知ったところで、

次はアドレスホッパー生活を体験できる5つのステップをご紹介。

「やってみたいけど何から始めればいいかわからない」という人は是非、読んで参考にしてください。

何から始める?アドレスホッパーへの5つのステップ

アドレスホッパーの生活をやってみたいけど、リスクを考えると中々一歩踏み出せない。

ここでは、気軽にアドレスホッパーを体験できる方法をご紹介します。

この方法を試すことで、アドレスホッパーの生活が自分に合っているかどうかの見極め可能

筆者は学生時代、この方法でアドレスホッパーの生活を体験しました。

その結果、多くの人と繋がり自分とも向き合えて、場所に縛られないアドレスホッパーの魅力を実感。

やってみようか迷っている人も、たった5つのステップで体験できます。

是非、アドレスホッパー体験を通して自分に合ったライフスタイルを見つけてください。

滞在してみたい場所を検索しよう

【おすすめの滞在場所】をご紹介します

滞在日程を決めて予約|初めは1週間のお試しから
荷物を準備|アドレスホッパーの持ち物を6つにわけてご紹介!
場所に縛られない自由な生活へ出発|体調管理は忘れずに
いつもとは違う自由な生活を満喫|6つの楽しみ方

滞在してみたい場所を探す|おすすめの滞在場所5選!

ホテルゲスト
ハウス
Airbnbカプセル
ホテル
サブスク
(ADDress)
宿泊費
〜数万円

〜5,000円

1泊 約5,000円〜

〜5,000円
月額44,000円
サービス
個室の
有無
人との
出会い
×
おすすめの滞在場所5つを比較

まず初めに取り掛かるべきは滞在場所を探すところから。

住んでみたい場所を実際に探してみることでイメージも膨らみます。

まずは住んでみたい場所を探し、希望の条件に合う滞在場所を見つけましょう。

そこで、自分に合う場所がわからない人のために、おすすめの滞在場所5選をご紹介します。

是非、滞在場所探しのヒントにしてみてください。

①ホテル【値段を気にせず快適に過ごしたい人向け】

宿泊費用を増やしてでも快適に生活できることを優先したい人は、ホテルがおすすめです。

充実したサービスを受けられるため、時間を有効活用が可能に。

部屋の掃除をしなくて済んだり、朝食サービスが利用できたりと、快適な生活を送ることができます。

ホームページなどを見ることで、サービス内容や立地などを比較して自分に合った滞在場所を探せますね。

朝食付き、ルームサービスありなど快適で少しリッチな生活を送りたい人はホテルを選びましょう。

②ゲストハウス【色んな人との出会いを楽しみたい人向け】

普段と違う自由な生活の中で色んな人との出会いを広げたい人は、ゲストハウスがおすすめ

ポイントは、滞在先のゲストやスタッフには人と気軽にコミュニケーションを取れること。

ゲストハウスには、旅をする人や人と関わることが好きな人が滞在していることが比較的多いです。

共用の交流スペースが設置されている場所も多く、ゲストやスタッフと気軽に交流することができます。

また、一泊2,000円〜5,000円と宿泊費用が安いのも魅力です。

一期一会な出会いや交流を気軽に楽しみたい人は、ゲストハウスがぴったりです。

③Airbnb【自分に合った穴場スポットを見つけたい人向け】

様々な場所を試して自分のお気に入りの場所を見つけたい人は、Airbnbがおすすめ

おすすめする理由は、マンションの一室や一軒家など、部屋のデザインや設備が場所によって様々だから。

キッチン用品が完備しているところも多く、自炊生活も楽しむことができて友人と一緒に生活できます。

色んな場所を試してお気に入りの場所を探すのも、サプライズ感があって楽しいですね。

滞在場所で料理をしたり、友人を呼んだりして自由に自分好みの生活を送りたい人はAirbnbを選んでみてください。

>> Airbnb公式ホームページをチェックする

④カプセルホテル【一人の時間を大切にしたい人向け】

自由に一人の時間をゆっくりと確保したい人は、カプセルホテルがおすすめ

個室が用意されており人目を気にせず気軽に泊まれるから、一人の時間を確保することが可能です。

最近では、女性専用のものや、宇宙や和をテーマにしたものなど多様化してきているので飽きずに楽しめます。

宿泊費用も安いところなら一泊2,000円~5,000円なので、宿泊費を抑えて一人の時間を大切にしたい人には最適です。

⑤サブスク(ADDress)【ほぼアドレスホッパー生活にチャレンジしたい人向け】

場所を気にせず、ほぼアドレスホッパーの生活を体験したい人は、ADDressがおすすめです。

ADDressとは、全国に130ヶ所以上ある家に月額4.4万円(税込)の定額で住めるサービスです。

拠点数は100拠点を超えており、2021年夏には44の都道府県で利用可能に。

アクセスの良い都市近郊や、自然や歴史が豊かな地方にも展開されています。

全ての家に、必要な家具やキッチン器具、洗濯機、Wi-Fiなどが完備。安心して快適な生活を送ることができます。

定額だから、宿泊費を気にせず自由に場所を変えられるため、週末だけ自然の中で過ごすことも可能。

宿泊費を気にせず、都会や田舎を自由気ままに移動して生活したい人は、是非ADDressを試してみてください。

>> ADDress公式ホームページ

以上、気軽にアドレスホッパーの生活を体験したい人におすすめの滞在場所5選をご紹介。

最近では、自由に場所を移動して生活したり、仕事をしたりとライフスタイルも多様化。

そのため、この他にも斬新なサービスが続々と生み出されています。

是非、この機会にどんな場所に住んでみたいか想像を膨らませて、お気に入りの場所を見つけてみてください。

滞在日程を決めて予約する|初めは1週間のお試しから

住んでみたいと思う滞在場所の候補が挙げられたら、次は早速予約していきましょう。

最初から長期滞在で予約をすると、途中でやめたい時にキャンセル料が発生してしまう可能性があります。

そこで、余計な心配をせずにアドレスホッパー生活を試したい人は、1週間前後の短期間からの予約がおすすめ

けれども、2日間など期間が短すぎると、アドレスホッパー生活が自分に合っているかどうか見極めることは困難。

不安な人は少しずつ期間を延ばして試してみると良いでしょう。

また、1週間の間で滞在場所を変えてみるのもおすすめ。

アドレスホッパーに移動はつきもので、多くの荷物を持って移動するのはかなりの重労働です。

荷物を持って場所を移動することで、より本格的なアドレスホッパー生活を味わうことができます。

荷物を準備する|アドレスホッパーの持ち物を6つにわけて紹介!

滞在場所を確保して出発する日程が決まれば、あとは出発する準備をするだけです。

しかし、準備をすると言っても何が必要で何が不要なのかわからない人がほとんど。

アドレスホッパーは移動が多くなります。

そのため、身軽に移動できるように必要最低限の荷物にしておくことがおすすめ。

そこで、ここではアドレスホッパーになるための持ち物を大きく分けて6つご紹介します。

アドレスホッパーの持ち物6選

①スマホ・PC関連

  • スマホ
  • PC
  • 充電ケーブル
  • モバイルバッテリー
  • イヤホン etc.

今の時代、スマホやPCは手放せないですね。

充電ケーブルはもちろん、モバイルバッテリーに加えて、電源タップや携帯Wi-fiなどもあるといざという時に便利です。

仕事でPCを使う人はその他仕事に必要なものを忘れずに準備しておきましょう。

②衣類

  • トップス 3着
  • アウター
  • インナー 各3着
  • パジャマ
  • 靴下
  • ベルト
  • バッグ
  • スーツ
  • シャツ、ブラウス2着 etc.

衣類は普段着と仕事着があるため、多くなりがち。

上記に示したのはあくまで目安なので仕事やプライベートなど自分のライフスタイルに合わせて準備してみてください。

③靴

  • スニーカー
  • サンダル
  • 革靴、パンプス etc.

こちらもプライベートと仕事で必要な靴を選びましょう。

靴はかさばるので、履き回しができるものがあると便利です。

④アクセサリー

  • 腕時計
  • ネックレス、ピアス
  • 指輪 etc.

アクセサリーもこの機会にお気に入りのものを選んで身につけられるようにすると良いですね。

⑤貴重品

  • 財布
  • 通帳
  • パスポート
  • 年金手帳
  • カード類 etc.

貴重品は欠かすことができないものですが、旅先で失くしてしまうと大変。

そのため、事前に整理して必要なものだけを持ち歩くようにしておくのがおすすめです。

1週間ほどのお試し滞在であれば、パスポートや年金手帳は必要ないかもしれません。

ですが、1ヶ月などの長期間滞在する場合は持っておくと安心。

ついつい増えてしまいがちなカード類も、利用頻度を考えて不要なものは、断捨離してみてください。

⑥日用品

  • 風呂用品
  • 洗顔用品
  • 常備薬、サプリメント
  • 化粧品
  • 女性用品
  • 折り畳み傘
  • マスク、アルコール除菌
  • メガネ、コンタクトレンズ
  • 筆記用具 etc.

日用品は普段使っているものの中でも「これだけは絶対に必要」というものを選びましょう。

丈夫なジップロックなどに入れて中身を見やすくしておくと非常に便利です。

以上、アドレスホッパーになるために必要な持ち物をご紹介しました。

持ち運ぶ際は、30〜40リットルの大きさのキャリーケースとリュックなどに入れると、移動しやすく便利。

記載したものはあくまで一例です。

ご自身のライフスタイルに合わせて必要かどうか判断して準備してみてください。

場所に縛られない自由な生活へ出発|3つの最終チェック

  • 体調に問題はない?
  • 滞在場所・滞在日時は間違えていない?
  • 持ち物に忘れ物はない?

いよいよ、準備もできたらあとは出発の時を待つのみ。

楽しみすぎて寝られないという子どもの頃の遠足の前日のようにワクワクしているかかもしれません。

ですが、できるだけ体調を整えて出発前は疲れを溜めないように気をつけましょう。

せっかく出発当日になって体調を崩してしまい、断念するというのは悲しすぎますよね。

出発前には念の為、滞在場所や滞在日時の確認をして「泊まる場所がない」ということがないようにしましょう。

出発当日になったら、忘れ物がないか最終チェックをしていよいよ出発です!

いつもとは違う自由な生活を満喫|6つの楽しみ方

アドレスホッパーの楽しみ方6選
  1. 同じ滞在場所の宿泊者やスタッフと交流してみる
  2. 作業場所を変えてみる
  3. 少し早起きして外を散歩してみる
  4. 普段行かない場所(自然の中など)に身を置いてみる
  5. 自分のことを考える時間を取ってみる
  6. 食事と睡眠には気を使う

無事出発できたらあとは楽しむのみ!

ここまで行動することができたあなたならいつもとは違うチャレンジもできるはず。

同じ滞在場所の宿泊者やスタッフと交流してみたり、作業場所を変えてみたり、少しだけ早起きして散歩してみたり。

いつもとは違う新しいことを始めてみると、アドレスホッパーの醍醐味である新しい発見や出会いに繋がるはずです。

普段とは違う場所で過ごすことで、自分のことを見つめ直すきっかけにもなります。

ただ、普段と違う生活をすると想像以上に身体は疲れてしまうもの。

食事や睡眠はしっかりと確保して体調管理には十分気をつけて最後まで楽しみきりましょう。

「家」を手放すなど本格的にアドレスホッパーになる準備をいきなり始めるのはハードルが高い。

そう感じる人にとっては最初の一歩を踏み出しやすいようなお試しアドレスホッパー生活を5つのステップでご紹介しました。

お試しでアドレスホッパー生活を体験してみることで、自分に合ったライフスタイルを明確にすることも可能です。

場所に縛られず自由に移動しながら生活するアドレスホッパー生活やってみたい!というあなた。

思い切って好きなところに滞在したり、色んな発見や出会いを経験したりして、自分に合ったライフスタイルを見つけてください。

本格的にアドレスホッパーになりたいあなたの悩みを解消するQ&A 4選!

これから本格的にアドレスホッパーとして生活していきたいと思っているあなたへ。

何かを始める上で悩みはつきもの。

一歩踏み出したいけど中々踏み出しきれないこともしばしば。

そこでここでは、アドレスホッパー生活を始める上で多い不安や悩みを4つに厳してQ&A形式でお答えします。

アドレスホッパーに関するQ&A 4選
  • 住民票はどうするの?
  • 郵便物はどうやって受け取るの?
  • 荷物はどうやって管理するの?
  • 正直、迷惑じゃない?
住民票はどうするの?

実家に住民票を置く。

またはシェアオフィスなどの住民登録ができるところに住民票を移す。

定住する家を持たないアドレスホッパー。

だからといって、住民税などの納税をしなくていい訳ではありません

実家など住民票がおける場所に、事前に住民票を移して納税や選挙などの重要な手続きができるようにしておく必要があります。

郵便物はどうやって受け取るの?

近くの郵便局留め、郵便私書箱を活用する。通販などはコンビニ受け取りを利用する。

定住する家を持たないデメリットは、郵便物などを受け取りにくいこと。

郵便局留めとは、近くの郵便局を指定し、宛名に「郵便局留め」と記載するだけで、

指定の郵便局で10日間保管してもらえるサービス

また、郵便私書箱という指定の郵便局に自分専用の郵便箱を借りることも可能です。

どちらのサービスも無料で利用可能なので気軽に利用することができます。

最近では、Amazonなどの通販サイトではコンビニや配達ボックスで受け取り可能に、郵便物の受け取り方法も多様化。

アドレスホッパーのように、様々な場所で生活する人も快適に暮らせるようになってきています。

荷物はどうやって管理するの?

荷物保管サービスを利用する。

どれだけ断捨離したとしても、衣類などは中々減らせない。

だからといって、全ての荷物を持って移動することは現実的ではないですよね。

実家に置いておくと中々取りに行けないし…。

そんな時は荷物保管サービスを活用してみましょう。

段ボールに預けたいものを入れて送るだけで、保管してもらえます

取り出したい時は、リクエストすればいつでも取り出し可能。

荷物保管サービスは、新しいサービスが続々と誕生して日々進化を続けています。

料金や保管方法などを比較して、生活に合ったものを選んでみてください。

正直、迷惑じゃない?

最低限の社会的マナーを守れば問題ない。

感染症拡大が心配される今、アドレスホッパーに対して、感染症の拡大を懸念し、批判的な人がいるのは事実です。

外出自粛を無視して頻繁に外出したり、県外移動を繰り返したりするのは、アドレスホッパーでなくても非難の対象となるのは自明のこと。

常識の範囲内で社会的マナーを守った行動をしていれば、他人に迷惑をかけることはほとんどありません。

社会の変化に応じて、守るべきルールは遵守しお互いに快適な生活を送ることができるよう心がけましょう。

まとめ|1週間のお試しアドレスホッパー生活から始めてみよう!

場所に縛られず、自由に住む場所を変えて生活するアドレスホッパー。

コロナウイルスなどの影響で自由に動きにくい今、自由にいつもと違う生活をしたいと思う人は少なくないはず。

「やってみたいけど…いきなりアドレスホッパーを始めるのは不安」と思っていた人も、

ここまで読み進めてくれたあなたなら、「自分にもできるかも」と、思い始めたのではないでしょうか。

この記事の結論!
  • アドレスホッパーを始めるのは不安、だけど一歩踏み出したい人
    →1週間程度のお試しアドレスホッパー生活から始めてみましょう
  • たくさんの人と繋がり多様な価値観に触れることで、人生の可能性を広げたい人
    →ゲストハウスがおすすめ
  • 家事をせずに自由な時間を確保して、ゆっくり自分のことだけに集中したい人
    →カプセルホテルがおすすめ

おすすめサイト

家を持ちながら様々な場所で生活すれば、

リスクを抑えてアドレスホッパー生活を気軽に経験できます。

それに加えて、新しいことに挑戦すれば可能性も広がり、自信を持つことにも繋がります。

場所に縛られない自由な生活を始めて、新たな自分に気づき、自分に合った暮らしを見つけましょう。