お世話になっております。ライターの、けいたろうです。
2019年10月30日(水)、僕が普段出入りしている、
大阪府枚方市にあるコワーキングスペースSHINCRUで地味ハロウィンが開催されました!

大阪府枚方市で地味ハロウィン開催!

最近、時々見かけるようになった地味ハロウィン
何となくは、わかりそうだけど、一応おさらい。

地味ハロウィンとは?

地味ハロウィンとは

インターネットのコンテンツのデイリーポータルZの運営者である林雄司さんが、「ハロウィンが流行してるけど波に乗れずに混ざりたいけど混ざれない『地味な人』」を対象に始めたイベント。

ちなみに地味ハロウィンの初開催は2014年で、2019年で6回目開催。
徐々に知名度が上昇していて、その人気は地味とは言い難いイベント。
主なコンセプトは下記の2点。

  • 通常はコスプレの対象になってないコスチュームを着てくる
  • 説明されてようやくわかるものでもOK

つまりハロウィンコスプレの定番、ゾンビやヒーローなど特定のキャラじゃないということらしい。
↓元祖となる一番古いデイリーポータルZの記事はコチラ ↓

地味ハロウィンヒットの背景!

これまで説明したように地味ハロウィンは、 いわゆる「ウェーイ勢」、「陽キャ」、「パリピ」というハロウィンのメイン層になじめない人たちが、 「大げさなメイクやコスプレをしたくない」、「でも何だか盛り上がってるのには混ざってみたい」。
そんな思いでスタートしたイベント。

陰キャ特有の陽キャをディスりつつ、でもその一方で「パリピに混じりたい、一緒になって騒ぎたい」、
でもとてもじゃないけど、恥ずかしいという、 恨みと羨望が入り混じった屈折した感覚が、きっかけとなっています。笑

そうした層は、陽キャよりもむしろ多い(特にネット界隈)らしく、2014年の第1回以降、記事を見たデイリーポータル読者の参加は右肩上がり、規模を拡大しています。
※私自身、まさにそんな感じ、陽キャが羨ましくないって言えば、そりゃ嘘ですよ。笑

そういった層がマジョリティとなっているSHINCRU。
「ハロウィンはやりたいが、ウェーイは苦手」、ならばいっそ、
地味ハロウィンを開催しようと決断、イベントが開催されました。

ちなみに地味ハロウィン。

最近は陽キャの逆輸入現象も起こりつつあり、参加人数は急増。
TVの朝ワイド番組やいろんなメディアで紹介されたりしています。

SHINCRU地味ハロウィン、TBS「あさチャン!」に取材される

いろんなメディアに紹介されていると書きましたが、枚方市の地域情報ポータルサイト。
枚方つーしんにも取材されちゃいました!
スゴーい。

さらにさらに。
TVに紹介されるって書いてますが、実際にTVに取材されちゃいました。

しかも、TBSの朝の情報・報道番組「あさチャン!」。
つまりSHINCRU。

地味ハロウィンを開催したら、いきなり全国区地上波デビューです。
マジで?ちょっとスゴすぎる!

地味ハロウィンの主役はもちろん地味だけど曲者な人々

とってもカオスな経緯から誕生した、地味ハロウィン。
参加者もやっぱり曲者ぞろい!

地味ハロウィン定番コスを、ほんの一部紹介

これから参加したいという人のために過去の傾向を一部紹介。
まず定番となるのは職業物。

などなど。
アメリカンポリスとかそういうのじゃない。
もうこの時点でどうかしてるけど。笑

次には、特定の状況の人。

上のは一例で、ほかには。
・自分の番でシュレッダーのクズがいっぱいになった人
・エコバッグを忘れて素手で持って帰る人

などなど。


なかには
・(スーパーのレジで)二番目にお待ちのお客様
・友人の友人
・実妹

もはや概念の世界!
哲学を見た気がする。笑

地味ハロウィンは、参加型いるいるネタ

つまり地味ハロウィンはモデルとなる人物は特定できないけど何となく居そう。

そういう、いわゆる「あるあるネタ」の人バージョン。
「いるいるネタ」のオンパレードとなって、しかもそれの参加型。
楽しくないわけがない。本家のハロウィンに迫ろうという勢いになっています。

簡単で難しい地味ハロウィン

このように地味ハロウィンは、 「いかに日常を切り取って仮装だ!」と言い切ってしまうかという内容になっていて、地味な仮装はアイデア1発で完成するぶん閃きが必要。

なりきりセットを買えば完成というわけではなく、意外と難しく、
「 地味な仮装ってどんなだ?」と考えるうちに、
どんな格好をすれば地味なのかわからなくなって、
「そもそも地味ってなんだっけ?」と禅問答のような世界に突入して、
クリエイティブが刺激されます。深い、深いぞ、地味ハロウィン。笑

SHINCRUに集まった地味な人々

ここまで地味ハロウィンに色々いいましたが、ここからが本番!

簡単で難しい地味ハロウィン

10月30日にSHINCRUに集まった、地味な参加者をズラッと見てみましょう。

まず最初に僕。テーマは「身長が高くて吊革の持ち方が特殊な人 」。

つり革の輪っかの中に手を通して上の鉄棒を掴む人の仮装。
我ながら地味力が高い。ちなみに電車のつり革はAmazonで買いました。

こちらは、会場となるSHINCRUの代表岡田さん。

テーマは「カップラーメンにお湯を入れ忘れて3分待ってた人」。

地味。笑
この仮装を思いついたのも、4~5日前の実際のできごとらしいです。きっかけも地味。笑

こちらの男性は、

「ウォーリーを探せに登場するニセモノ」。

確かにこんな赤いボーダーのヤツいた。そして何回も騙された。笑

またこちらの「彼女の実家に遊びに行くので、精いっぱいの地味な服風のロッカー風」の男性は

「ふつうの人」。

どういうことかと思うと、普段の恰好が奇抜で、この服装は普通ということらしい。
ビフォアーとしてスマホに表示されている普段の姿は確かに、ビジュアル系よりなルックス。
まさかの逆パターン。笑

また今回の地味ハロウィンで、一番大掛かりだったのは、こちらの男性。テーマは

「台風中継」。

折れた傘がポイント。笑

こちらの男性は、

「IT系のカンファレンスイベント参加者」

Tシャツやカバン、マイクロスポンサーの特典。
案内図は本物。細かい上に地味。笑

そして、こちらの男性は、先ほどの台風中継の人。
まさかのお色直しで、第2回戦。

テーマは「富士登山をなめてる外国人観光客」

ヘッドライトとサングラスの組み合わせ。
明るくしたいのか暗くしたいのか? 実によくなめていて地味。笑

そして今回、もっとも地味だったのが、こちらの女性。
一見すると何もわからない。

しかし、足元に注目。

なんと「靴下が左右違う人」というエントリー。

わかるワケがない地味さ。モストオブ地味賞に決定。笑

そしてもっとも反響が大きかったのがこちらの女性。

サラダバーでミニトマト大量に取る人。

コスプレテーマが発表されたら、会場が「 居そう 」という大きなどよめき。
なんだろう。実際には見たことないのに確かに居そう。笑

最後にこちらの女性は、「ていねいなくらし」を提案する料理研究家。

実は彼女、普段はめしデザイナーという肩書で、
食と人をデザインで橋渡しする 飲食系専門グラフィックデザイナー。
あくまで自分の本業からあまりずれない微妙な転身。地味だ。笑

会場からは大きな「 居そう 」というコメント。
地味ハロウィンにおいて、最高の賛美の言葉は「居そう」であると思います。

よく訓練された参加者のみなさま

今回の地味なハロウィン。
SHINCRUでの開催は1回めなのに、 みなさん、よくわかっていらっしゃる。笑

「いつもの恰好にアイデアを1個足すだけで何か○○な人になる」というコンセプトにピッタリ。
地味なハロウィンは、だれでも手軽に参加できるハロウィンと証明されました。

テレビ取材をうける地味コスプレイヤー

今回、TV取材が入ったことで、会場内で地味仮装の人がインタビューをうけてました。

こちらは、TV取材を受ける 「『ていねいなくらし』を提案する料理研究家。」
きっと密着ドキュメンタリー系の番組の撮影風景。
貴重な撮影風景が見学できてお得な経験になった。

いっぽうこちらは、TVカメラを向けられる 「サラダバーでミニトマト大量に取る人。」
サラダバーでトマトを大量にとっただけでカメラを向けられてる。
ハッキリいって異常事態だ。笑
何度も言うが、 トマトを取り過ぎただけでTVに映るチャンスをゲットした。
地味ハロウィンのポテンシャルの高さに驚愕せざるをえない。

地味ハロウィンではコミュニケーションが自然

また地味ハロウィン会場の特徴として、統一感というものが存在せず、まるで町内会のイベント時の公民館状態。

パッと見では何のコスプレかわからない人が多く、
自然と「それは何のコスプレ?」とコミュニケーションが取られてました。

「靴下が左右違う人」「サラダバーでミニトマト大量に取る人」の会話。
ホントの所は知りませんが、
最近のうっかり話とか話している場面なんだと思う。

自然なコミュニケーション。
それは陰キャにとって、未知の領域。地味ハロウィン、スゴい。笑

地味ハロウィンでは突発のコラボも発生

さらに。地味ハロウィンでは、会場で見かけて偶然ネタが被っていたとか、
関連していたとかも多く突然コラボやシンクロが開始。

ちなみにこちらは、会場に偶然居合わせた組み合わせ。
「靴下が左右違う人」
「サラダバーでミニトマト大量に取る人。」
「『ていねいなくらし』を提案する料理研究家。」


普通の女子3人に見えて、実はみんな秘密の役割を抱えている。
一人はていねいなくらしを提案しているのに、 一人は靴下が左右で違う。
さらにもう一人にいたっては、サラダバーでミニトマトをいっぱい取っちゃってる。
全然ていねいじゃない。

このように会場のいたるところで、微妙なドラマが勝手に展開。
地味ハロウィン、やっぱり面白い!

世間の常識は地味ハロウィンの非常識

ちなみに今年、あれだけブームになって世間を盛り上げたラグビー。
コスプレが派手すぎるのか誰もいませんでした。笑

日本のドコでも地味ハロウィン

ちなみに地味ハロウィンを考案したデイリーポータルZ。

あなたも私も地味ハロウィン

2019年8月に「アイデアや名前を独占する気はない」と、
デイリーポータルの記事上で明記。

申請すれば誰でも、どこの団体でも、地味ハロウィンの開催が可能。
しかもデイリーポータルZに開催団体として、告知してもらえるらしいです。

乗るしかない!この「地味ハロウィン created by デイリーポータルZ」というビッグウェーブに。

追伸。地味なハロウィンには地味なものを食べよう

ちなみに私、旅するグルメライターけいたろう。
さきほど登場した 「ていねいなくらし」を提案する料理研究家こと、めしデザイナーのマチコさんとまちけい食堂を結成中。

普段から料理を通したエンターテイメントを提案していて、今回の地味ハロウィンにも、ふさわしい料理を考えました。
「ハロウィンなんだし、とりあえずカボチャでしょう」とメニューを構成。

カボチャの炊いたん、梅干しご飯、具ナシの素カレー。

それに加えて「し地味」というオヤジギャグ100%なノリでシジミ汁。と
文句なく地味な料理のラインナップ。

「地味に美味い」というありがたいコメントをいただきました。

ちなみにこちらの地味料理。
まさかの全国区のカメラで撮影されてしまいました。笑

ま・と・め!

シンクルでは、好評につき、2020年の地味ハロウィンの開催を決定。
皆様、2020オリンピックイヤーでの開催を心待ちにしていてください。

でも多分、オリンピック関連のコスプレはないと思います。
だって。ほら、ねぇ?それって派手じゃん。笑
ちなみにデイリーポータルZの地味ハロウィン一気見コーナー作りました。

全然地味じゃない規模の拡大っぷりにビックリします。笑

地味ハロウィン created by デイリーポータルZ

この記事を書いた人

けいたろう

けいたろう

SHINCRU会員の、けいたろうと申します。旅するグルメライターとして、主に京都と大阪を歩き回って旅行情報サイトにガイド記事を書いてます。こちらのサイトでは、いろんな所のイベントに顔を出してそのレポなどを書いています。よろしくお願いします。